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POISON TEACHER

第6章 他人についてとやかく文句言うやつ程下劣なやつはいない。

『あんたは!?』


ヤクザ風の体格のでかい男が
拓真をナイフを持って人質にした。



『お嬢ちゃん~、
迎えに来たぜ~。』


皆はとても緊迫した状況だった。



『あなたは、
しつこいね!!
何度断れば気がすむ!』



どうやらその男は、常連客である。



その男は、
拓真の母を気に入っており、
何度もしつこく
ストーカーまがいなことをして接近していたのだ。



『お嬢ちゃん~!
俺はあんたをどれだけ愛してんのかわかんないのか!!』



拓真の母は強気で答えた。



『私は、誰とも付き合わいし、
男とは一緒にいたくないわ!!』


『そういう強気なの可愛いねぇ~
この子を消せば
一緒に暮らせるよねぇ~。』
あゆみ、理恵、カナは
男の一方的な愛に怖がり、
声も出ないほど。



『離してよ!!
拓真にてを出したら、一生許さないわよ!!』


男は、キレた。


『何で俺の方に振り向かないんだよ!!
だったら、
こいつを殺してやる!!』


『やめてぇ―!!
拓真だけは絶対に!!』



溝坂は台所から
包丁を持ってきた。


そして、
ゆっくりと
拓真の母に近づいた。




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