POISON TEACHER
第6章 他人についてとやかく文句言うやつ程下劣なやつはいない。
拓真はあわてて
母の所へ寄っていき、
『お袋!!
死んじゃやだ!!』
涙を流した。
『俺…
ホントは辛かった!
…寂しかった!
小学校の時の授業参観も…
…運動会も…
来てほしかった。
ずっと一人で
頑張ってるとこ
見てほしかった…
母さんに、応援してほしかった…
学校で母さんの仕事バカにされて、
ずっと陰口やいじめられてばっかだった…!
でも……、
俺は…
母さんの子に
生まれてきて一番幸せだった…!!』