POISON TEACHER
第6章 他人についてとやかく文句言うやつ程下劣なやつはいない。
拓真は涙を流し
したに向いた。
それにつられ
あゆみたちも、
涙を流した。
すると…
『先生…、
ごめんなさい。
もう我慢できないわ!!』
拓真の母は、
生きていた。
血は
実は、トマトケチャップで、
溝坂は包丁と一緒にこっそりトマトケチャップを拓真の母に渡して、お腹に隠したのだ。
『拓真……!
…っウッ…ウウッ!』
大きく涙を流した。
『お袋…!
俺、分かったんだ!!溝坂先生のおかげで
陰口やらが
とっても小っちゃく感じた……』
溝坂は拓真の頭を撫でた。
『だから言ったろ!?
他人のことをとやかく言うやつほど下劣なやつはいないって!!
麗奈、自分の気持ちを解放しろよ!!』