楔 ---KUSABI---
第2章 弐・違う世界
「さぁ・・・楽しみましょう?」
角に追い詰められた私を女が再度捕まえる。同じ女ではあるはずなのに、何故か力が強い。女の成りをした男なのではないかと思えるほどに。
「離してぇっ・・ンッ」
再び口づけ。そのまま押し倒され、思わず座り込む。混乱している私に比べ女は冷静だ。唯一纏っていた薄い布を強引に剥ぎ取り、胸に口づけてきた。
「・・・んっ・・・止めッ・・」
『そのまま犯せ』
気が付けば後ろに狐の面の男がいる。後ろから回り込んで、私の股の間に手を這わす。
『濡らし解せ。じきにココに突っ込み、喘がせる』
「熱くて太くて気持ちいいのよ?」
「嫌ぁあッ・・ダメ、止めて、駄目なのぉッ・・・」
感情がばらばらになりそうだ。こんなことは駄目だと解っているけれど、男の指は容赦なく中をかき回す。
『しとどに濡れ、蜜を垂れ流して、身体は喜んでいるというのに、駄目とは素直ではない』
その間にも、胸は形が崩れるほど揉まれ、乳首はツンと固くなり、否定ばかり吐いていた口からは、「・・・あぁ・・ぁ・・」と甘い声が細く漏れ続ける。
「否定の言葉すら、スパイスになる。だって、少しずつ腰が揺れ動いているし。元々貴方は淫乱だったの。だって、素質がなければここに、来ることはないのだから」
2人かがりで攻められれば、逃げ出すことが難しく、肺に入る空気すらも甘く、意識が蕩け、靄がかかり、力が抜け・・・。
気が付けば私は寝ていて、男が目の前にいて、私は足を開かされて、男を迎え入れようする寸前で。
『堕ちろ』
宣言とともに、ゆっくり侵入してくる。
「・・・あぁ・・ぁ・・だ、駄目、ダメ・・・きちゃう・・・」
弱弱しい否定の言葉を口にしながら、吐息を吐く。ゾクゾクゾクと身体全体が、歓喜に震えて・・・。
角に追い詰められた私を女が再度捕まえる。同じ女ではあるはずなのに、何故か力が強い。女の成りをした男なのではないかと思えるほどに。
「離してぇっ・・ンッ」
再び口づけ。そのまま押し倒され、思わず座り込む。混乱している私に比べ女は冷静だ。唯一纏っていた薄い布を強引に剥ぎ取り、胸に口づけてきた。
「・・・んっ・・・止めッ・・」
『そのまま犯せ』
気が付けば後ろに狐の面の男がいる。後ろから回り込んで、私の股の間に手を這わす。
『濡らし解せ。じきにココに突っ込み、喘がせる』
「熱くて太くて気持ちいいのよ?」
「嫌ぁあッ・・ダメ、止めて、駄目なのぉッ・・・」
感情がばらばらになりそうだ。こんなことは駄目だと解っているけれど、男の指は容赦なく中をかき回す。
『しとどに濡れ、蜜を垂れ流して、身体は喜んでいるというのに、駄目とは素直ではない』
その間にも、胸は形が崩れるほど揉まれ、乳首はツンと固くなり、否定ばかり吐いていた口からは、「・・・あぁ・・ぁ・・」と甘い声が細く漏れ続ける。
「否定の言葉すら、スパイスになる。だって、少しずつ腰が揺れ動いているし。元々貴方は淫乱だったの。だって、素質がなければここに、来ることはないのだから」
2人かがりで攻められれば、逃げ出すことが難しく、肺に入る空気すらも甘く、意識が蕩け、靄がかかり、力が抜け・・・。
気が付けば私は寝ていて、男が目の前にいて、私は足を開かされて、男を迎え入れようする寸前で。
『堕ちろ』
宣言とともに、ゆっくり侵入してくる。
「・・・あぁ・・ぁ・・だ、駄目、ダメ・・・きちゃう・・・」
弱弱しい否定の言葉を口にしながら、吐息を吐く。ゾクゾクゾクと身体全体が、歓喜に震えて・・・。