ヒミツの関係 SA
第2章 2 翔
2-7
駐車場に向かって歩いてると携帯が鳴った。
・・・雅紀だ・・・
「はい」
「あ、翔ちゃん?あのね、今日はまだ時間早いから一杯どうかな、と思って」
「あぁ・・・うーん・・・」
別に用事はないけど・・・この間の妄想が頭を掠め言葉を濁らせる
「あ・・・もしかして今日も・・・?」
「え、あ・・・違うよ・・・違うけど・・・そうだ、俺ちょっと風邪気味だからさ」
マネージャーに言った言い訳をここでも使おうとしたんだけど
「あ、じゃあ翔ちゃんちで飲もう。話したいこともあるし、翔ちゃん眠くなったら俺すぐ帰るから、ね?」
「あ・・・うん・・・まぁ、・・・いっか・・・」
押し切られてしまった俺は マネージャーに雅紀も一緒に乗せて帰ってくれと頼む。
すぐに雅紀が走ってきた。
「お待たせ・・・ごめんね」
「そんなに急がなくてもいいのに」
「ううん、翔ちゃん風邪気味なら ひどくならないうちに早めに切り上げないとね」
「あぁ・・・、じゃあ・・・行こうか・・・」
雅紀の話って何だろう?
まさかオトコとしてること説教されるんでもないだろうが・・・(正確にはまだしてないし・・・)
いつもと同じようににこにこしてる笑顔からは俺に何の話があるのかさっぱりわからなかった。
駐車場に向かって歩いてると携帯が鳴った。
・・・雅紀だ・・・
「はい」
「あ、翔ちゃん?あのね、今日はまだ時間早いから一杯どうかな、と思って」
「あぁ・・・うーん・・・」
別に用事はないけど・・・この間の妄想が頭を掠め言葉を濁らせる
「あ・・・もしかして今日も・・・?」
「え、あ・・・違うよ・・・違うけど・・・そうだ、俺ちょっと風邪気味だからさ」
マネージャーに言った言い訳をここでも使おうとしたんだけど
「あ、じゃあ翔ちゃんちで飲もう。話したいこともあるし、翔ちゃん眠くなったら俺すぐ帰るから、ね?」
「あ・・・うん・・・まぁ、・・・いっか・・・」
押し切られてしまった俺は マネージャーに雅紀も一緒に乗せて帰ってくれと頼む。
すぐに雅紀が走ってきた。
「お待たせ・・・ごめんね」
「そんなに急がなくてもいいのに」
「ううん、翔ちゃん風邪気味なら ひどくならないうちに早めに切り上げないとね」
「あぁ・・・、じゃあ・・・行こうか・・・」
雅紀の話って何だろう?
まさかオトコとしてること説教されるんでもないだろうが・・・(正確にはまだしてないし・・・)
いつもと同じようににこにこしてる笑顔からは俺に何の話があるのかさっぱりわからなかった。