ヒミツの関係 SA
第3章 3 雅紀
雅紀 3-1
ちょっと強引だったけど、
とにかく 翔ちゃんちに押しかけることに成功した。
あれから毎日毎日そのことばっか考えてたから・・・
今日こそ俺の提案を伝えてみるんだ
好きだなんて言ったら翔ちゃん引きそうだから、
軽いノリで
「やってみない?」って言わないと・・・
でも下手すると真面目に説教されそうなんだよね
「もっと自分を大事にしろ」とか何とか・・・
そういう優しくて生真面目なとこも確かにあるんだよね、
てゆーかそっちが翔ちゃんの本質なんだ
だからこそ翔ちゃんのこと好きなんだけど・・・
「お邪魔しまーす」
「散らかってるけど・・・」
「ほんとだね、相変わらずだ・・・」
「・・・・・・」
軽く睨みつけてから翔ちゃんがビールでいいか?って聞いてくれる
「あ、うん、ありがと。俺は何でも・・・翔ちゃんは風邪気味ならやめとく?」
「飲むに決まってんだろ・・・風邪なんて嘘・・・た、大したことねーよ」
ちょっと言葉を詰まらせた翔ちゃんと、缶をカチン、と合わせてぐびぐび飲んだ。
少しぐらいほろ酔いにならないと
あれを提案するの、結構な勇気がいるんだよね・・・
ちょっと強引だったけど、
とにかく 翔ちゃんちに押しかけることに成功した。
あれから毎日毎日そのことばっか考えてたから・・・
今日こそ俺の提案を伝えてみるんだ
好きだなんて言ったら翔ちゃん引きそうだから、
軽いノリで
「やってみない?」って言わないと・・・
でも下手すると真面目に説教されそうなんだよね
「もっと自分を大事にしろ」とか何とか・・・
そういう優しくて生真面目なとこも確かにあるんだよね、
てゆーかそっちが翔ちゃんの本質なんだ
だからこそ翔ちゃんのこと好きなんだけど・・・
「お邪魔しまーす」
「散らかってるけど・・・」
「ほんとだね、相変わらずだ・・・」
「・・・・・・」
軽く睨みつけてから翔ちゃんがビールでいいか?って聞いてくれる
「あ、うん、ありがと。俺は何でも・・・翔ちゃんは風邪気味ならやめとく?」
「飲むに決まってんだろ・・・風邪なんて嘘・・・た、大したことねーよ」
ちょっと言葉を詰まらせた翔ちゃんと、缶をカチン、と合わせてぐびぐび飲んだ。
少しぐらいほろ酔いにならないと
あれを提案するの、結構な勇気がいるんだよね・・・