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ヒミツの関係 SA

第4章 4 翔

4-5

返事は出来ないまま雅紀にそっと口づけた。
両手で頬を撫で、その手を背中に回して優しく抱きしめてから
ゆっくりと服を脱がせる

何度も唇を啄みながらシャツのボタンを順番に外し、ジーンズのベルトに手をかける
前を開け、下着の上から撫でると口の中で雅紀が甘い声を漏らした。


「ん・・・っ、しょう、ちゃ・・・」
「もう勃ってるよ・・・ここ、気持ちイイ?」
「ぅん・・・すごくイイ・・・はぁ・・・」


雅紀が自分のジーンズと下着を脱いでる間に俺もガシガシと服を脱ぎ捨て、ジーンズも下着ごと一気に脱いだ。

「俺も・・・触っていぃ・・・?」

恐る恐る、といった感じに雅紀が俺の下腹部に手を伸ばす
そっと包まれただけで身体が甘く痺れた

「あ・・・」

思わず声も出てしまう

細い腰を抱き寄せながら 身体を密着させる
俺の両手が肩や背中を撫でるのに合わせて雅紀の身体が揺れる
その度に触れ合い、擦れ合う箇所がもっと欲しいと告げる

キスの雨を降らせながら唇から顎、喉仏から胸へと下がっていくと 雅紀が俺の腕を掴んでぐらぐら揺れる

「あ・・・っ しょぉ、ちゃ・・・」

唇が腹筋を通り過ぎるころには雅紀は甘い声を我慢できなくなり

「や・・・まって ・・・はぁ、」

身体を折るようにして俺の唇から遠ざかろうとする

「・・・怖い?やっぱ止める?」
「やめ、ない・・・」

「じゃあ、もっと気持ちいいコトしてやるよ」

ふらつく身体を支えてベッドに座らせ、俺はその前に膝をついて雅紀の中心の先端に唇をつけた

「あぁっっ、」

唇を根元から先端まで滑らせながら手は胸へと持っていく
少し撫でるとそっちもすぐにピンと固く尖った

「あ・・ぁ・・・翔ちゃ、ん・・・、だ、ダメ・・・」

舌を使いながら頭の中で考える
この“ダメ”は本気の“ダメ”じゃないな・・・

「はぁ・・・、んっ、イキそ・・・だか、ら・・・離し て・・・」
「出しても、いいよ・・・」
「や・・・恥ずかしいから・・・お願い・・・」
「じゃぁ・・・こっち・・・おいで」

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