えっちな事好み
第4章 嵐の夜に兄〇は…
風呂に入りながら…外の雨風に耳を傾ける――――…
夕方のニュース時より…一段と雨風共に強く感じる…
「マジで…停電したりして…」
ホタルに冗談として言ったつもりだったが…現実性を帯びてきた…
俺は、髪と体を急いで洗い――――…まだ、風呂に入っていないホタルに風呂場を譲ろうと思った…
すると…脱衣徐の扉が開き…誰かが入ってくる気配がする―――――…
「――――…ホタルか?!
今…出るから!!」
急いで、泡をシャワーで流すと…俺は、ホタルに待つように言った――――――
…が…
脱衣徐の人影はどんどん入浴準備を進め―――――…
とうとう…
浴室の扉を開いてしまった――…