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えっちな事好み

第4章 嵐の夜に兄〇は…



小さい頃…嵐の夜は…ホタルが俺の布団に潜り込んできていた――――――…



最初は…“怖かった”からだと思う―――――――…



だが…次第に俺に触られるのが…“気持ちいい”から一緒にいる…に変化していった―――…






嵐の夜は…二人の日…



自然にそうなった――――…





だから…自然にホタルの初めての男になったし…


ホタルも…俺の初めての女になった――――――…




ホタルが小6…


俺が中2――――……




思春期真っ只中の……


嵐の夜―――――…





両親は…リビングでテレビを見ていたと思う…





その日も雨風が強く……外の音がうるさくて…



俺たちの…初めて発した切ない声は…

嵐に溶けたに違いない――――…




嵐の夜は…俺たちにとって…


都合がよくて…


特別な日―――――――…





だから…



嵐の夜は…興奮する…




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