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時を越えて

第1章 時を越えて

そして監督スタッフ共演者に向けて響は叫びだした。

「ホントにまさか自分にこんな事が起きるなんて信じられなかった。もっとみんなと一緒にいたかった・・・でもそれは出来ない事わかってるのに、でもこの私が生きてきたこの時をけして忘れない寂しくない今は愛する人奬と一緒だから。」

そう言って響は手鏡を瞬く輝く星に向かって翳した。

その時丁度部屋の時計が午前2時を知らせるアラーム音がなった。

それと同時に空から光が現れ私と奬はその光に吸い込まれるように入っていった。

そして何処からか遠い所から叫び声が聞こえてきた。

「おい!二人は何処へいったんだ?馬鹿な!こんな信じられない事が起こるなんて。

お~い!何処へいった奬!帰ってきてくれ。」

その声も段々と聞こえなくなった。

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