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時を越えて

第1章 時を越えて

私と奬は同時に目を開けた。

そこは見慣れた景色だった。

「奬。ここがいま私がいる時を超えた未来という現在だよ。

奬は周りを不思議そうな顔できょろきょろしながら放心

状態だった。

(そらそうだよね。あれから何十年たった今の現在だもんね普通は信じられないよね。)

そう思っていると奬が呟いた。

「そうかここが響が今いる現在なんだな。素晴らしいよお前と一緒に来たんだ」と言ってくれた。

「うん!そうだよ。これからは二人一緒」

そう言いながら私と奬は笑みを浮かべた。

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