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時を越えて

第1章 時を越えて

(いつの間にか震えが止まったわ、奨に触れられただけでどうして……)

そんなことを思っていると私の出番がやってきた。

妹「お兄ちゃん待って!どうしても行ってしまうの?」

兄「………ごめんな。どうしてもお前を忘れる為に此処を離れないといけないんだ!」

妹「そんなの許さない!私の気持ちお兄ちゃんも知ってるくせに……どうして響きを置いていくの
響きがお兄ちゃんと離れられないのわかってるのに……」

そして、妹響きはお兄ちゃんの背中にだきついた。

「ハイカット。良かったよお疲れ様でした。」と監督の声がかかった。

(あ~あ今日の撮影終わった。疲れた。)

私は少し日陰で休んでいた。

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