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時を越えて

第1章 時を越えて

「幼なじみのおかげかなあ、俺は美術大学に行く予定だったデザイン専門で。幼なじみは俳優の道で活躍していたんだ脇役だけど演技は上手かったんだ。」
奨は誇らしげに顔を空にむけた。そして話を続けた。

「そんなある日その幼なじみが俺を監督に引き合わせ、そして会った途端監督に言われたんだあ。
君一回ドラマに出てみないか。」

私は黙って聞いていた。

奨は話を続けた。

「そして、俺は即幼なじみに相談した。すると
「お前は素質がある一度出てみろ」と言ってくれた。俺はその一言で決心した。」

そのときの奨はキラキラしていた。

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