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時を越えて

第1章 時を越えて

ちょっとましてから 玄関のチャイムが鳴って 出てみると 息子の守が帰ってきた。

「お母さんただいま帰ってきたよ。」

守は元気よく 声をかけてきた。

「 おかえり早く手を洗ってきなさい!」

私は言った。

そうしてるとまた玄関のチャイムが ……旦那の直樹だった。

「あなたおかえりなさい疲れたでしょう。」

何も変化のない いつも通りの会話。

その時、私の中に何かしらん?ぽっかり 穴が開いていた。

何故か寂しく感じられた。

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