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時を越えて

第1章 時を越えて

そしていつもの食事の時だった旦那の直樹が話を切り出した。

「俺だが急遽出張になった。」

「出張なの?いつぐらいまでなの?」

「 2週間ぐらいかなあ? どうしても急な イベントが入ったんだ。」

「 じゃあ守と二人になるのね」 私は言った。

すると、「いや 守るも連れて行くんだよ」と旦那の直樹が言った。

「どうして?」

「今回は、子供が主で大切な役割があるんだ。」

「お父さん僕も行ってもいいの?」 飛んで喜び 嬉しそうに守は言った。

「 守を最近どこにも連れて行って いないからよっぽど嬉しいのね。 それでいつ出発なの?」

私は訪ねた。

「それが明日出発なんだ!」

申し訳そうに旦那の直樹が言った。

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