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時を越えて

第1章 時を越えて

私はファミレスを出て 撮影場所 に急いだ。

行くとちょうどちらほらと皆が出勤してきていた。

私が監督を探していたとき、誰かが肩を叩いた。

振り返ると奨が立っていた。

「 おはよう。昨日は無事に帰れたかと?」と奨が聞いてきた。

「無事に帰れました。先輩に送ってもらえて良かったです。ありがとうございました。」と言った。

すると先輩が「おいおいあまり敬語使うなよ、なぜか方苦しくて普通でいい奨で」と言ってきた。

「えっ! 」と私は言った。
( 自分の中では奨と呼んでるだけだったのに まさか本当に呼べるなんて)私は嬉しくなった。

でもその思いを無視して私は奨お兄ちゃんと呼ぶ事にした。

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