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時を越えて

第1章 時を越えて

私と奨は映画館に入った、中はまだらに人がいた。

私と奨は真ん中よりに席着席した。

(なぜだろう?さっきからすごく胸がドキドキなってるよ、どうしてこんなになってるの)

横に座っている奨をチラッと見てみると真剣な眼差しでスクリーンを見ていた。

(朝こんなことなかったのに……)

私はこの場にいたたまれなくて、「奨お兄ちゃん少し化粧室に行ってくるね」と言って私は席を立った。

そして歩き出した。

その後姿を奨が妹じゃない一人の女思う愛しそうに見てたの私は知る由もなかった。

私は化粧室に入るなり鏡に映ってる自分に問いかけた。

(ねえどうしたの?何でこんなに胸が高鳴っているのう~んと甘えようと思ったじゃない!どうしたの今になって……私は奨を愛してはいけないの現在に夫と子供がいるのよ絶対奨を愛してはいけないそれだけは……でもどうしたらいいこの気持ち……)

何分たったのか私は冷静さを取り戻して伏せた顔を上げた

(早く席に戻らないと奨が変に思うよね。)

私は化粧をし直して化粧室を出た。

その時には少しずつ動悸もおさまってきていた。

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