テキストサイズ

時を越えて

第1章 時を越えて

「はいもしもし」

旦那の直樹からの電話だった。

「あっ!お前か俺だ変わりないか?」

「そっちお仕事順調に行ってるの?」

「大丈夫順調にいってる」

「守は元気なの? 」

「おお元気にしてる心配するな。」

「そう。守のこと頼むわね」

私はそう言って電話を切った。
(そうよね私には 家族がいるものね)

私はそう自分にいい聞かせながらも……奨への気持ちは消えなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ