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時を越えて

第1章 時を越えて

そして 突然奨が言った。

「今日はお前と一緒に寝たいだめか?」

でも私はためらっていた。

「ダメか?何もしないからお前の胸で寝たい!今まで睡眠取ってなかったからな」

そう言ってためらっている私の手を奨が引っ張って、私を自分の膝の上に乗せ子犬のように座らせた。

そして耳のそばに口を近づけた。

「いいと?」と聞いてきた。

私は静かに頷いた。

奨は嬉しそうな笑顔見せた。

「そして今は何も考えないことにして二人で楽しい時を過ごそうな。」

そして最後に言葉をかけてくれた。

「今度は妹とは違う 俺が愛した一人の女として。」

そう言って口づけを落としてくれた。

そして 二人でベッドに横になり奨が私を自分の胸に抱き寄せた。

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