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Perfect Romance

第13章 アブナイ夏休み



「何で俺んちに来んの」

「なら、うちに来る?」

「…じゃなくて」

何故泊まるのが前提なんだよ



「かずも、俺と住んじゃえばいいのに」
ー…そしたらずっと一緒にいれるよ!

なんて言い出すから

「それはやだ」
きっぱり拒否しておいた



「で、今日はどっち?」
…何かさ、会話になってないよね?


「別々に帰るってのは?」
とりあえず提案してみる

「ない!」
ー…そうですか


「なら、うちにして」

着替え、取りに行くの面倒くさい


「んふ。了解」

にんまりとしてる相葉さんに
思わずため息が出てしまう



だってさ
泊まるって事は

……そう言う事でしょ?



また、俺は寝かせて貰えないのか


いい加減、進んでないゲームを進めたいし
一人で何も考えないでのんびりしたい

パンツ1枚で、だらだらしたいんだけど


…そう言いながらも
心のどこかでは、相葉さんと一緒にいられる嬉しさもやっぱりあって


…自分で自分が分からない

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