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Perfect Romance

第13章 アブナイ夏休み



「だって…かずからしてもらった事、ない」

「…いや、あるし」
分かってて言ってるだろ

何回か、軽いけど、あるから

恥ずかしいから、あんまり思い出したくはないけど



「かずは…俺の事、好き?」

…どうしちゃったの、一体
何か変なスイッチ入っちゃった?



でも
やっぱり何だか気恥ずかしくて
俺は相葉さんの胸に顔をうずめた


「聞きたい…かずからの、言葉も」

…うーん
相葉さん、何のスイッチが入ったんだろ

でも
これは言葉を伝えるか、キスしない限り
離してはくれないだろうなって事は
充分すぎる位分かっている


それなら


「相葉さん、目…瞑って?」
上目遣いで、相葉さんを見た

相葉さんが言われるままに目を閉じる

「絶対、開けちゃダメだからね」

目を閉じたのを確認すると
俺は延び上がって
相葉さんの唇にそっと自分のそれを重ねた

恥ずかしいから、すぐに離したけど

「もう一回…」
…だよね
そんな気はしてた


「…しょうがないなぁ」
もう一度同じようにしたら


両頬をがっちりて抑えられてしまった

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