
Perfect Romance
第13章 アブナイ夏休み
「んぅ…っ!」
離して貰えない唇は
あっという間に相葉さんに翻弄される
深くまで咥内を嬲られながら
いつの間にか服は乱されていて
「んぁ…っやん…!」
風呂に入る隙も与えられずに
家に入って早々から
相葉さんに抱かれるはめになってしまった…
「…この節操なし」
「すみません…」
乱れた服を直しながら
正座させた相葉さんを睨み付けた
「アンタの頭ん中、それしかないわけ?」
「それは…違う、…と思う」
何だその歯切れの悪さは
「でも…かずだって悦んでたじゃん」
「ば…バカ!!」
ガバッと抱き着かれた
「こらバカ!離せっ」
形勢が不利になった事に焦ってもがくけど
相葉さんの力には敵わない
「やだ。休みは短いの。ずっとかずとくっついてたい」
「もう…っ」
一緒の週末は
いつもこんな感じ
…まさに
バカップルじゃねえか
