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Perfect Romance

第13章 アブナイ夏休み



かずと大ちゃんが、向き合う位置に座り
下から突き上げると

「いやぁ…っ」
かずが更に高い声で啼く



「智…」
突き上げながら、翔ちゃんが名前を呼んだら


「…いいの?」

これだけで通じるこの二人って
…ある意味怖いかも


…翔ちゃんが俺を見る

俺が、頷いたら



「にの…」
大ちゃんが、ニヤリとして
ペロっと自分の唇を舐めた



「え…」

大ちゃんの腕が伸びる
かずの頬を捉えると、そのまま濡れた唇を奪った


「んーっ!」
強引に舌を絡め取る大ちゃんは
獲物を狙った、雄の目をしてる


ギュッと目を瞑ったかずが、唇を離そうとするけど
動けばその分、下半身から快感が上がってくるからか
その度に俺を締め付けてくる

下からの快感に震えながら
段々と舌を夢中になって絡ませ合う二人は

見てるだけでイキそうなくらい
いやらしくて、卑猥で



「やべ…っエロすぎ…」

「俺、もう無理…!」



俺と翔ちゃんは
それぞれにスパートをかけ始めた


「ああっ…んっ!ふ…っ」

激しく揺さぶられて、衝撃で離れる唇を
どちらからともなく再び引き寄せ合う


快感に耐えながら、お互いの頬に手を置いてキスをする二人の姿は


恐ろしいほどに淫らだった

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