
Perfect Romance
第16章 告白
昼休み
俺と大ちゃんは近くの蕎麦屋にいた
食べ終わってまったりしてた所に、翔ちゃんからの返信
「良かったな、今日は定時だからいいってさ」
大ちゃんがそれを見て、フニャッと笑った
「マジで?」
早速俺のテンションが上がる
「うん、…じゃあ、帰りにうちに来いよ」
「同じマンションだけどね」
「階が違うだろ」
「あーい…」
でも、早くて良かったー!と言おうとして
あれ?と大ちゃんがスマホを滑らせる手が止まったのに気が付いた
「どしたの?」
大ちゃんが無言でスマホの画面を俺に向ける
何だろうとそれを覗いて見たら…
「ええええええええ!!」
「あははは…」
驚く俺に、困ったように笑う大ちゃん
「ど…どうしよう」
「どうしよっか…」
思わず二人で苦笑い
翔ちゃんからの返信メール
『二宮も誘ったから、うち飲みしよう』
翔ちゃんは、俺が毎回にのにの煩いから気を利かせてくれたんだろうけど
大ちゃん…翔ちゃんに何て送ったの?
