
Perfect Romance
第19章 HappyHappybirthday!
相葉さんが軽めのご飯を作ってくれてたから
俺は早くスーツを脱ぎたくて、先に風呂に入らせて貰った
何だかんだで週末は殆ど泊まるから、洋服は何枚かストックしてあって、相葉さんに借りる事もなくなった
自分の服が楽なんだけど
たまに……相葉さんのを着たいと思ってしまう自分がいる
乙女か!って自分でも突っ込みたくなるけど
そう考える自分にちょっと笑えたりもして
今日は…
前に借りた時、相葉さんが異常に喜んだパーカーを敢えて拝借
誕生日迎えるしね
小さな事でも、喜ばせたい
「あ、いい匂い」
髪を拭きながらリビングに戻ると、相葉さんがちょうどお皿を並べていた
「今、出来たとこだよ、ほら座っ…て?」
にっこりと俺を見て笑った相葉さんが、服に気付いて固まった
「かず、その服…」
「借りた、…ダメだった?」
わざと言ってみる
「いや、大歓迎❤」
相葉さん、凄く嬉しそう
そんな蕩けた顔されると、照れる
