
Perfect Romance
第20章 秘密?の社員旅行
「ふーん…見られちゃ困るもんでもあるの?」
「いや…そう言うわけじゃ…」
「なら見せてよ!」
俺も段々とムキになってくるのが止められなくなってきた
けど、正攻法では多分無理だろうから
「えい!」
相葉さんの弱い脇腹を擽って
「ひゃっ!かず…やめ…っ」
悶えて力が抜けた所で、封筒を奪い取った
「あ!!」
相葉さんが慌てるけど、もう遅い
俺は中身を取り出して、1枚1枚見ていった
…別に、これと言って変な写真はない
普通に何人かで楽しそうに映ってるのばっかりで
怪しいものなんて……
「……何これ」
目についたのは女の子とのツーショット写真が3枚
1枚は、相葉さんが嬉しそう?に肩を抱いていて
もう1枚は女の子と乾杯してて
…最後のは、相葉さんの頬に
キス、してた
しかも全部、同じ女の子で
黒髪の綺麗な長いストレート
綺麗にメイクされていて、可愛い小柄な子
「…相葉さん?」
「はい?」
「これ、どういう事?」
