冷凍プリン♡
第2章 担任の先生と居残り
「木崎、学級委員やってみないか?」
そのとき、私は、一気に気が抜けた。
私は、いったい長崎先生から、なんの言葉を期待していたのか…。
「学級委員ですか…って、え?学級委員?」
私は、目を丸くして、長崎先生を見た。
「そうだ。木崎の性格は、明るいし、学力もそこそこあるし、いいと思ったんだが。どうだ?やってみないか?」
「私がですか⁉ちょっと、考えてみます。」
「そうか。いい機会だし、じっくり考えてみな?」
「分かりました。考えてみます。」
「じゃぁ、今日は、そろそろ帰りな。んじゃ、また明日!」
「はい。さようなら。」