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キラキラ

第31章 イチオクノ愛


もつれこむように、寝室へ。

性急に服を取っ払ってると、がっつきすぎだよ……と、にのが笑った。


「だって……早く抱き合いたい」


囁いて、にのの下着とハーフパンツを脱がそうとゴム部分に手をかけると、にのは腰を浮かせてそれを手伝いながら、俺もだけど、と笑った。


何度も肌を重ねてる仲だから、今さら裸に恥じらいなどない。
にのは、白い肌をさらし、どこも隠さずに横たわり、続いてTシャツを脱いでる俺を、じっと見つめてる。

にのの中心は緩く勃ち、先端からは透明な液が滴っていて。
キスだけで、既にこれだけ感じてくれてたんだ、と嬉しかった。
ちなみに俺のも、とっくに臨戦態勢に入ってる。
カチカチだぞ。覚悟しろ、という風に見せつけたら、にのは嬉しそうに微笑んだ。


「にの……」

「ん……相葉さん」


そのまま覆い被さったら、にのの白い手が俺の首にまきつき、ぐっと引き寄せられた。


キスをねだってるんだ、と分かり、その薄い唇を再び塞ぎながら、胸の飾りに指をはわすと、にのの背中が、くっとしなった。

瞬間、二人のものが擦れあい、腰が砕けそうなくらいの刺激が背中をつたう。


胸から下へ手をはわし、そっと二人同時にまとめて掴み、静かに力をこめた。

すると、にのの眉間にしわがより、重なった唇のあいだから甘い悲鳴がした。


「……ふっ……あんんっ……」


ズドンと下半身にくるような声。


やべっ……俺今日早そう……。




「……にの……にのちゃん…気持ちいいの?」

「…ん…これ、気持ちいい……んん」


二人分の体液が滑りをよくしていて。
クチュクチュという卑猥な音がまたたまらない。

擦りあげるたびにピクピクと動くにのの分身も、またいとおしい。


ずっと触れたかった。
啼かせたかった。


にの……感じて。
俺を感じてね?



「あっ……あ……いいっ……」

「うん……俺も…ねっ……一回出そうね」

「あ…あ………もっ……イきそっ……」

「はあ…ん…っいーよ……っ」

「相葉さん……あいばさっ……くっ……んっ」



唇をかみ、大きく体を震わせた瞬間、にのの先端からとろとろと白い液体があふれでてきて。
俺からでたものと一緒に、しぼりとるように手を動かし続けた。


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