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キラキラ

第33章 🌟🌟🌟🌟🌟


「ふふふ……しょうがないなぁ」


いたずらっぽい声で、サトシは俺の体をゆっくり起こした。


ああ……やっと触れてもらえる


じくじくと燃える体で、力なくシーツに座り込む。

はしたないほど濡れてる自分の屹立から目を背け、サトシを見ると、サトシはよいしょ、と足を広げてベッドヘッドにもたれて座り、


「いいよ。おいで」


と、人差し指でくいくいと俺を誘った。


さっき俺の下で可愛く喘いでいた人物と、この人は、本当に同一人物なのか。

俺を誘うような視線は艶っぽく、高貴なそれは、動物に例えたらまるでシャム猫のよう。

俺は、ふらふらと膝だちでサトシに近寄り、そっと彼を跨いだ。

サトシは余裕綽々な顔してるようだが、彼の中心もしっかりと上向いて、透明な液をたらし俺を待ちわびている。

俺はサトシの肩に片手をおき、もう片方で彼の熱い塊を手にして自分の後ろにあてがった。


「ぅ……っ…く…」


そのままゆっくりと腰をおとしてゆく。
最初さえ入ってしまえば、あとは重力でいっきにすべてをのみ込むことができた。


「……ぅあ……」


久しぶりの感覚。


下腹が燃えるように熱くて、痛みと圧迫感と……わずかな快感。
自分の体がサトシでいっぱいになってるのがわかる。


挿れられる側になると、よりいっそうひとつになれた感が、増すのはナゼなんだろう。


細く息を吐きながら馴染むのを待っていると、サトシも優しく俺の背中を撫でて、じっとしてくれていた。

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