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「も……大丈夫」


自分の中が変化してサトシとぴったりあわさって。
痛みも治まってきた頃合いで、小さくゴーサインをだした。


「そう？」


少し心配そうに見上げてくるサトシは、自分もきついのかうっすらと汗をかいてる。


俺は、頷いてゆるやかに自分の腰を揺らし始めた。
サトシも分かったという顔をして、俺にあわせて突き上げてくる。


「……んっ……は」


あたりまえだが……深い。
少しの刺激でも、体中を電気が走ったかのような快感が走る。


これ……この体勢はわけわかんなくなるから本当は苦手なんだよなぁ……


ギシギシと再びベッドが鳴り出した。


結合部から、ヌチャヌチャとサトシの先走るものがあふれ、いやらしい音が響く。


「ふぁ……ああ……あん……」


サトシの肩に手をかけ、前後に刺激すると、腰が砕けそうに気持ちいい……。


｢カズ……カズ｣

｢ぁ……サトシ……｣

｢ふっ……綺麗だよ……｣

｢……やめて……｣


自分なんか綺麗なわけない。


戯れ言を否定すると、サトシは、ほんとだよ……とささやいて、俺の腰を持ち、ぐっと深く突き刺した。


｢ひっ……っ｣

｢ほら……｣

｢あっ……あん……ああ｣


サトシが与えてくれる刺激に、だんだんどうでもよくなり、目を閉じてひたすら快感を追いかけていると、いきなりサトシが俺の塊を握った。

思わず息をとめた。


「……くっ！……」

「…カズ……ごめん。お前がよすぎて俺早いわ。イって」

「え……」


そのまま激しく屹立を擦られ、思わず俺は震えて背中を反らせた。


｢…ふあっ……｣


体がそのまま後ろに倒れそうになり、必死でサトシにしがみつく。

サトシは自分の腰を突き上げて、俺をひどく攻め立ててきた。


深くて、深くて。
体の一番奥の感じる部分に、サトシの切っ先が触れる。

そのたびに、俺の口からは、冷静なときには考えられないような喘ぎ声が飛び出した。