
キラキラ
第34章 バースト9
「……あ…っ」
足が高くあがったことにより、埋め込まれた塊の角度がかわり、背中がしびれ、思わず翔の肩を掴んだ。
「気持ちいい……?」
俺が、正直に小さく頷くと、そのまま、翔はゆっくり抜き差しを始めた。
俺は、ぎゅっと目を閉じて、唇を強く噛んだ。
そうでもしないと、すごい声が漏れそうで……。
「感じる?ここ」
俺の表情の変化を見ていたのか、突如、翔が強く腰を突きいれた。
「っ………んっ」
「ほら……声聞かせて」
嬉しそうに翔が腰を何度も打ちつける。
グチュグチュと、ローションの滑る音が生々しくて恥ずかしくて、だけど、気持ちよくて。
「はっ……あっ……あ」
ワケわからなくなり、目の前がクラクラしてきた。
小さく吐息を吐き出してると、すかさず翔の唇が
それを捉え、舌を吸い上げてくる。
ビリビリと体が痺れ、翔を締め上げてるのが自分でわかった。
夢中でそれに応えながら、つかんでいた翔の肩から、首に腕をまわした。
「はぁ……いいよ、潤……すげー締まる……」
翔が気持ちよさそうに俺の頬や額にキスしながら、呟く。
……もう……そんな、直接的に言うなよ……!
俺は真っ赤になってるであろう顔を見られまいと、背けようとするが、啄むようなそんなキスまで感じてきてしまって。
ねらいすましたように、そこばかり突いてくる翔の塊が焼けるように熱いし。
翔の右手が俺の屹立に添えられた瞬間、何も考えられなくなった。
「ああ……っ……!」
「いいよ……もっと感じて」
「やっ……翔……やだっ……」
気持ちよすぎて怖くなる。
こんな俺……やばくない?
