
キラキラ
第36章 バースト10
「……」
また、そんな意地悪なこと言う…みたいな、ちよっとだけ恨みがましい目で見られるけど、俺が涼しい顔をして、ん?と首を傾げてみせたら、潤はあきらめたように吐息をついた。
俺の首にぎゅっとしがみついた潤と、軽くキスを交わして。
潤は腰を少しあげた。
興奮してる俺も準備万端。
潤の指が俺のにそっと触れる。
それだけで、あやうく声をだしそうになったが、そこは我慢した。
潤は俺のものをそっと自分の後ろに押し当てて、二、三回擦り付けたあと、
「ん…」
ゆっくり腰をおろし始めた。
柔らかな入り口を経て、温かなものにじわじわとと俺のものが包み込まれてゆく。
いや、温かいというより…熱いか。
「……んん…く」
潤が眉間にしわをよせて、体全部で俺をのみこんでゆく。
俺の首に再びしがみついてる潤の腰をささえてやり、ひとおもいに、突き上げたい衝動を堪えながら、潤の動きにあわせてやる。
「しょう…お湯が…」
「うん…」
「あつ…い…ああ…」
潤の体内には俺だけじゃなく大量のお湯も入っていってるはずで。
潤が苦しそうに顔を歪めた。
「熱いよぉ…」
「俺も…熱い」
「…しょぉ……んっ」
その顔に我慢できなくなって、潤の唇をふさいだ。
激しく舌を絡めてるうちに、潤の腰は、しっかりと俺の腰と密着した。
