無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

覚悟を決めた。

かずの頬に手を添える。
ぴくりと、かずの体がはねた。
色づいた頬は、すべすべして少し熱い。
はあっ…………という熱い吐息を手に感じながら、俺は、添えた手で、頬をするりと撫でた。


「俺でよかったら……抜くの手伝ってやるよ？」

「…………」

涙目のかずが、泣きそうな顔で少し口角をあげた。震える唇からは、何も声は発せられない。
そのかわり、また、はあっ…………と吐息がもれた。
かずの目が、ゆるゆると閉じられた。
それを、承諾ととり、俺はかずの身体をそっと抱き上げた。

「………ん…っあ…………」

身体全てが性感帯になってしまったかのように、かずは触れるたびに甘い声をあげる。



やばい…………ちょっとドキドキするじゃねえか。



自室の部屋のベッドに、そっと寝かせると、かずは苦しそうに身をよじらせて、横を向き丸くなった。
熱いため息を何度もついて。


「…………我慢すんな」


俺は、かずの隣に寝そべり、熱い体のかずを後ろからぎゅっと抱き締めた。
そして、かずの中心にそっと手を添えた。

「…ひっ……ああっ…………！」

かずが叫んで、身体を大きく震わせた。


「…………っ…………」


熱く形をかえてるそれは、ぴくぴくと脈打ち、下着の中で、白濁を吐き出した気配。
じんわりと手の中で、スエットパンツが湿る。


…………触っただけなのに。


「あ………っ………おお……のさんっ」

はあっ………はあっ……と激しく呼吸しながら、かずはうめいた。
触れたままの俺の手に、震える手を重ね、かずは腰をくねらせた。

「ま…………だ………でるっ……」
　

「うん…………脱ごうか。気持ち悪いな」


切迫したかずの願いに、低く囁き、俺は、スエットパンツと下着にゆびをかけいっきにずりおろした。


「あ…………んっ」

勢いよくでてきたそれを直接握りこんだ。
イッたばかりなのに、ちっとも力がぬけていなくて、ガチガチだ。


可愛い顔してるくせに、立派なモン持ってんな。


「……………っ……は…あっ」


「いいよ。もっと声だしな」


やべ…………おれ変態親父みてぇ。


苦笑いしながら、でも確実に自分も興奮してきてるのを自覚しながら、さっきの白濁にまみれて、ぬるぬるして、すべりがいいそれをゆっくり上下に動かした。