
キラキラ
第15章 1000回言って
体が痛くて、ふっと目が覚めた。
煌々とついた灯り、鳴り続けるゲームの音楽、手に持ったままのコントローラー。
「……………って」
……………腰がいたい。
……………ヤバイ。
信じられない。
ゲームしながら寝ちまった。
ゆっくり体をおこしてぼーっとした頭で、画面をみつめる。
ボスキャラを倒したとこまでは記憶があるのだが、そのあとぷっつり途切れてる。
ゲームの進捗状況はというと。
まさしくボスをクリアしたあとにでるボーナス面のようだ。
壁にかかってる時計を見上げると、6時30分。
まだ早い時間だから、風呂には入れそうだな。
腰をさすりながら、大きくのびをした。
身体中の関節が、バキバキと音をたてた。
……………せめてソファーで寝りゃ良かった。
固い床で同じ体勢でいたから、体………特に腰へのダメージが半端ない。
「あいてて……………」
よろよろと立ち上がりセーブしてゲームの電源をおとした。
シャッという音をたて、カーテンをあけると、今にも雨が降りそうな曇り空。
いまだにひきずってる昨日のつまんない自分の感情をあらわしてるみたいだ。
相葉さんが来るかもしれなかったから、マネージャーの迎えは頼んでない。
自力で、行かなくちゃいけない。
「いそがなきゃ……………」
キッチンに目を向け、朝御飯はさて、あったかな?と考える。
さすがに、2食ぬいたら、仕事中に腹が減りそうだしな。
相葉さんがCMをしてるシリアルの買い置きがあったはず。
探しだして、小さなガラスボールにいれ、牛乳をかけようと冷蔵庫をあけたら、……………牛乳がなかった。
昨日、買い物に行ったら、その時に買おうと思っていたのを思い出す。
……………ほら。
相葉さんに会えなかったからじゃん。
すべてを相葉さんのせいにして、口を尖らした。
牛乳をかけないシリアルを、ポリポリかじり、俺は、給湯のスイッチをいれてスエットとTシャツをまとめて脱いだ。
熱い湯にあたりたかった。
煌々とついた灯り、鳴り続けるゲームの音楽、手に持ったままのコントローラー。
「……………って」
……………腰がいたい。
……………ヤバイ。
信じられない。
ゲームしながら寝ちまった。
ゆっくり体をおこしてぼーっとした頭で、画面をみつめる。
ボスキャラを倒したとこまでは記憶があるのだが、そのあとぷっつり途切れてる。
ゲームの進捗状況はというと。
まさしくボスをクリアしたあとにでるボーナス面のようだ。
壁にかかってる時計を見上げると、6時30分。
まだ早い時間だから、風呂には入れそうだな。
腰をさすりながら、大きくのびをした。
身体中の関節が、バキバキと音をたてた。
……………せめてソファーで寝りゃ良かった。
固い床で同じ体勢でいたから、体………特に腰へのダメージが半端ない。
「あいてて……………」
よろよろと立ち上がりセーブしてゲームの電源をおとした。
シャッという音をたて、カーテンをあけると、今にも雨が降りそうな曇り空。
いまだにひきずってる昨日のつまんない自分の感情をあらわしてるみたいだ。
相葉さんが来るかもしれなかったから、マネージャーの迎えは頼んでない。
自力で、行かなくちゃいけない。
「いそがなきゃ……………」
キッチンに目を向け、朝御飯はさて、あったかな?と考える。
さすがに、2食ぬいたら、仕事中に腹が減りそうだしな。
相葉さんがCMをしてるシリアルの買い置きがあったはず。
探しだして、小さなガラスボールにいれ、牛乳をかけようと冷蔵庫をあけたら、……………牛乳がなかった。
昨日、買い物に行ったら、その時に買おうと思っていたのを思い出す。
……………ほら。
相葉さんに会えなかったからじゃん。
すべてを相葉さんのせいにして、口を尖らした。
牛乳をかけないシリアルを、ポリポリかじり、俺は、給湯のスイッチをいれてスエットとTシャツをまとめて脱いだ。
熱い湯にあたりたかった。
