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キラキラ

第24章 バースト5


ゴムにローションをたっぷり纏わせたものを指につけ。

「…ちょっと………我慢な」

「…………っ」

翔が囁いたと同時に、なにか冷たいものがお尻に触れた。

自分でも触れない場所を、翔の指がやわやわと押してくる。

そこに翔を受け入れるんだよね……?

智さんの官能的な肢体を思い出す。
恋人さんの猛りを受け入れ、体を気持ち良さそうに揺らしてた。

……俺もそういう風になれるかな?

口を軽くあけ、細く息をして、翔の指を感じてたら、不意に指がするっと中に入り込んできた。
その感覚は、まるで小さい頃、熱をだしたときに入れられた座薬………のもっとすごいやつ。

「………たっ」

瞬間、体が強張り、呻くような声をもらしてしまう。

「あ、ごめん」

慌てて、翔が指を抜いた。

「………違っ………大丈夫だから」

こっちも、慌てて言い訳をする。
続けてほしい。
でも、不意にこぼれちゃう言葉まで、保証できない。
初めてだし。


………だから………。

俺は、心配な顔をして俺を見下ろしてる翔を見上げて、安心させるように小さく笑った。

「ねぇ………これから、俺が何を口走ろうがやめないで」

「………え」

翔が目を見開く。
俺は翔の首に両腕をかけ、彼の体を引き寄せた。

「なに言っても、気にしないで続けてよ」

「でも……」

戸惑うような翔に、俺は自分からゆっくり唇をかさねた。
触れあわすだけで、そっと離すと、ぷるんと動いた翔の唇。
それを見つめて、俺は再び少し震える足を開いた。
翔がじっと、そんな俺を見つめ返してくる。

「シて………繋がりたい」

翔の大きな瞳が、優しく細められた。



「じゃあ…もっぺんな」

「………ん」

再び、翔の指が俺の後ろを、そっと探り始めた。
俺は目を閉じて、再び意識を集中させる。

柔らかな動きで、そこを押していた指が、俺の体に入り込んだ。

「…っ……」

あげそうな声を飲み込み、唇をかんだ。

翔の指が少しずつ、中に浸入してきて、まわりを押し広げるような動きをする。
お腹を内側から押されてるような、変な感覚。
気持ち良くはないけど、痛みはない。

「………大丈夫か」

翔の言葉に、コクコク無言で頷く。


「じゃあ………増やすな?」

一回抜かれた指が、新たな圧迫感を伴い、浸入してきた。

「っ…つっ」

思わず声をあげた。


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