テキストサイズ

キラキラ

第29章 バースト7



ソファに押し倒した潤にキスを繰り返し。

「……ぁ」

くつろげたシャツからみえる素肌に唇を寄せる。

綺麗な鎖骨のラインを舌でなぞると、甘くあがる声。
嫌がっていないか確認しながら、チクリと吸い上げた。

潤の震える手が、俺の髪に触れる。


「……大丈夫か」


体を起こして、その手に指を絡め、顔をのぞきこめば、潤は赤い顔で頷いた。


「……辛くなってきたら言えよ」


指にキスして、囁く。
潤はコクリと頷いて、大丈夫…と呟いた。
そして、自ら足を立てて、俺の体を挟んだ。

無言で求めてくる潤に、応えるように、俺は再び深いキスをした。






「…………っ」

まだ赤い後孔に指で触れると、潤の体が強ばった。

痛いか……痛いよなぁ……


脱がせた体は、白く艶やかで、あんなことがあったとは一見とても思えない。

だが、俺がつけたものではないアザが、数ヶ所確認できる。
いずれも、潤が、自分ですぐに見れるところではない場所であることが救いだった。
俺は、なぞるように舌を這わせ、すべて上からもう一度吸い上げた。

それは、白い素肌に、よりいっそう赤く咲いた花のようで。


「んっ………ぅん…」


チクリチクリと上から強くキスするたびに、あがる声は、甘くて。

花を咲かせる場所がきわどいところが多く、恥ずかしそうに身を捩る潤は、こんなことがなければ100点満点の可愛さなんだけど。

そのまま、優しく指で触れていた場所に、舌を這わした。


「……っ……んっ」


羞恥からか、逃げようとする細い腰を、両手でがっしりつかみ、抱えあげた足を広げて、その奥へ奥へと唾液を塗り込んでゆく。


「翔っ……それだめっ…ぁ」


震える手が、俺を押し戻そうとするが、あいにくこの手を緩める気のない俺は、一心不乱にその行為を続けた。

それでもあまりに暴れようとするから、一緒に前を握りこんでやると、とたんに力が抜けたみたいで。


「ぁあ……やっ……ぁ……」


両腕で顔を覆いながら、可愛らしい声をあげ始めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ