影に抱かれて
第3章 嵐の午後
リュヌに続いてジュールが部屋に入ると、雨に濡れながら固い木戸を必死で閉めようとするリュヌの姿が目に入った。
金色の髪は額に張り付き、そして着ていた白いシャツは雨で透けてその胸にへばり付いている……
ジュールはリュヌの手を強く掴んだ。
「ジュール、何するの?! 早く、閉めないと! 風が……強くて……」
「駄目だ、リュヌ……」
「えっ? でも、雨が……!」
窓の外には大きな稲妻が走る。その光も、遅れて鳴る大きな音もリュヌは恐ろしかった。
「駄目だ、どうしても……もう我慢できないんだ」
ジュールの力強い腕がリュヌの首の後ろに回り、リュヌの唇が荒々しく奪われる。
それでも木窓を閉じようと焦るリュヌに更に雨が吹き付け……その雫は、柔らかな白い肌やその胸の桃色の突起をシャツの上にはっきりと浮かび上がらせた。
「……濡れたままの服を着ているのはいけないよ、リュヌ」
金色の髪は額に張り付き、そして着ていた白いシャツは雨で透けてその胸にへばり付いている……
ジュールはリュヌの手を強く掴んだ。
「ジュール、何するの?! 早く、閉めないと! 風が……強くて……」
「駄目だ、リュヌ……」
「えっ? でも、雨が……!」
窓の外には大きな稲妻が走る。その光も、遅れて鳴る大きな音もリュヌは恐ろしかった。
「駄目だ、どうしても……もう我慢できないんだ」
ジュールの力強い腕がリュヌの首の後ろに回り、リュヌの唇が荒々しく奪われる。
それでも木窓を閉じようと焦るリュヌに更に雨が吹き付け……その雫は、柔らかな白い肌やその胸の桃色の突起をシャツの上にはっきりと浮かび上がらせた。
「……濡れたままの服を着ているのはいけないよ、リュヌ」