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一途とは

第2章 違う出会い

そして、次の日、またまたトイレ行って出たらチンパンジー

チンパンジー「あ!また会ったね!」

私「うん…」

私(またこの下りかよ)

と、そこでいきなり真顔になって…

「あのさ、俺たちさ、合宿終わっても連絡取り合ったりしようよ!」

「うん………え…!?」

「はい、これ俺のメアドと番号」

「………!あ、ありがとー…!」

マジ!?

マジデスカ!

MAZIDESUKA。

え?どーいう風の吹き回し???!

…紙は受け取った。
しかし、この紙をどうするべきか…

ゴミ箱ホイホイか!?

いや…でも……

その後、私はずーっとチンパンジーのことを考えていた。

あの人と付き合うのか…
あのチンパンジーみたいな顔に、ちょっと鼻が赤くて……

うーん…

でも、チンパンジー(当時17)はクラスでも人を笑わせるキャラで、面白そうな人だなとは思っていた。

その後もチンパンジー(りょーや)からのアタックは増え…

授業中も食事中も四六時中、ずっと顔を見てくる……

たまらなく恥ずかしかった…

そして、ついに夏期合宿も終わり、やっと日常が戻った頃

メールが来た

『ヤッホー!俺だよ俺!俺!明後日マッケ行こー!』

りょーやだった

私(俺俺詐欺かよ!しかも、マッケってなんだ!マッケって!
色々ツッコミたいけど、著者ももうちょっといい名前なかったのか…!)

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