泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN
第2章 泣き虫ルームメイト2 潤
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「相葉雅紀です、宜しく」
始業式の3日前、大野さんに案内されて部屋にやってきた転入生の第一印象は
明るい笑顔
くりくりした瞳
素直そうでいいヤツっぽい・・・仲良くなれそう、かな
「松本潤です、潤って呼び捨てでいいよ。ベッドと机はこっちの使って。クローゼットはここ。」
「うん、ありがと。俺は 普段まーって呼ばれてるんだけど」
「じゃあ・・・俺もまーって呼ぼうかな。それでいい?」
「うん・・・」
「よかったら学校案内しようか?まー。」
「頼める・・・?潤」
「いいよ、すぐ行く?」
「うん」
友達になりたての、まだちょっとくすぐったい感じが心地いい
俺はウキウキしながら まーを連れて案内を開始した