テキストサイズ

泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第79章 泣き虫ルームメイト55 まー


55-2

生まれて初めての腕枕をしながら余韻を楽しむ

「潤・・・痛くなかった?」
「全然平気・・・まー、今まで俺がどれくらい 痛いことや苦しいこと我慢してきたと思ってるの?それに比べたら、こんなのどうってことないよ」


こんな時なのに、思いやりと強がりの混じった言葉が潤らしい
その言葉を聞いたら、途端に涙が湧いてきた

「潤・・・」
「それに今、こうしてるのがすごく幸せだもん。
まー、俺さ、きっとまーとこうなるために生まれてきたんだ、って思えるんだ」

「潤・・・」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ