
制服の魔法 !後編!
第1章 すれ違い
「ハァ…んなの知ってるから。でもまず、蓮と仲直りして。こっちが別れる時に喧嘩状態とか嫌だから」
そうだよね…。
やっぱりこのままじゃずっと蓮くんから避けられる
『ありがとう織人くん。私絶対仲直りするね//」
私は走って特別科に向かった
「…こんなの俺だって嫌なんだよ…ッ//」
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「…ッハァ蓮くんいる…?」
静かで誰もいないみたいだった
こうなったのも全部私のせい…。
蓮くんと喧嘩なんかしなければ。
---ガチャ
『あッ!蓮くんッ!…話きいて』
鋭い目つきで睨みつける蓮くん
「だから…ハァ、失せろ。」
『……ッ』
息が詰まった
失せろという言葉に怖さを感じた。
昔の事が脳裏に浮かんでくる……
子供の時のーー!!ッ!
『ボロッ…ーーあれ?…ご、ごめん』
手は想像以上に震えていて私は咄嗟に背中に隠す
『ごめんッ……』
そう言って私は特別科からでた
「おいッ!」
