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sugar-holic2

第13章 計画とは違って…

「じゃ、バスタオル巻いてる所は自分でやってもらうとして」

笑いを浮かべたままボディソープを手に取ると、私に近付き

「え…ちょっと!!」

私の手を取ると、手のひらから丹念に洗い始めた。

「やだ…待って…っ」

「だーめ」

クスクス笑いながら、手首から肘、二の腕と手を進めていき…

「あっ…せめてタオル使って…」

その手が肩にかかった時に体を竦めながら懇願した。

なのに、

「俺、手のひらで洗いたい主義なんだよね」

そう言って、肩から鎖骨に手を滑らせていく。

そんなの知らない!!

鎖骨からバスタオルまでの間を指先で洗われて、その微妙な刺激に声が漏れた。

「んっ…倉田、くん…っ」

「何?気持ちいい?」

愉しそうなその口調に顔が赤くなる。

「も…いいから…!!」

倉田くんの手を押し返すと

「そうですね」

やけにあっさりと引き下がった。

だけど、自分の事でイッパイイッパイな状態だから、それを不思議に思わなくて…

すると倉田くんが私の前で跪いて、上目使いで覗き込まれた。

「足、上げて」

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