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sugar-holic2

第13章 計画とは違って…

もう!!完全に私の反応を楽しんでる。

何を言えばいいのか分からなくなって、眉を下げて視線をそらした。

すると、左足の膝をぽんと叩かれて

「はい、反対」

あ…次、右足か。

右足もやるんだ…。

足を入れ替えると、また足首から順に撫で上げるように洗われる。

優しい手つきだな。

何だか、ものすごく大切に扱われてるみたい。

私が倉田くんをもてなすつもりだったのに、いつの間にか私がゲストみたいになってる。

「……ごめんなさい…」

ありがたくて、申し訳なくて。

口から素直にこぼれた言葉に、倉田くんは眉を上げた。

「ん?何て言った?」

「…聞こえたでしょ!?」

そんなに何回も言ったら有り難みがなくなるじゃない!!

口を尖らせると、倉田くんは小さく笑った。

「どういたしまして」

…やっぱり聞こえてるんじゃないのよっ!?

不満を顔に出していると、私の膝裏を揉みほぐしながら

「だけど、もっとちゃんと自覚して欲しい」

低い声で呟かれた。

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