sugar-holic2
第16章 酒の力を借りなくても
「それは…変わらないの?」
私の問いに、倉田くんはふっ…と息をついて、お猪口のお酒を煽った。
…それは、どういう意味?
「私、32なんだよね」
「知ってますよ?」
うん。知ってるって分かってるよ。
でもね、今大事なのは、私の年齢を知ってるかって話じゃないのよ!!
「付き合うってことは、その人との将来を考える時が来ると思っての付き合いになっちゃうのよ」
「だから?」
だから?
意味分かって聞いてる?
「もし…その気はないけど付き合いたい、って事なら…ハッキリ言って欲しい」
「…は?」
倉田くんが眉をひそめて私を見てる。
その表情からすると、やっぱり意味に気付いてなかったんだね。
「倉田くんがそのつもりなら、私もそのように付き合うから」
将来の事なんて誰にも分からない。
付き合ってて、合わなくなって別れる…なんてよくある話だし。
だけど、最初からそのつもりがないのなら、その気持ちを聞かせて欲しい。
私の問いに、倉田くんはふっ…と息をついて、お猪口のお酒を煽った。
…それは、どういう意味?
「私、32なんだよね」
「知ってますよ?」
うん。知ってるって分かってるよ。
でもね、今大事なのは、私の年齢を知ってるかって話じゃないのよ!!
「付き合うってことは、その人との将来を考える時が来ると思っての付き合いになっちゃうのよ」
「だから?」
だから?
意味分かって聞いてる?
「もし…その気はないけど付き合いたい、って事なら…ハッキリ言って欲しい」
「…は?」
倉田くんが眉をひそめて私を見てる。
その表情からすると、やっぱり意味に気付いてなかったんだね。
「倉田くんがそのつもりなら、私もそのように付き合うから」
将来の事なんて誰にも分からない。
付き合ってて、合わなくなって別れる…なんてよくある話だし。
だけど、最初からそのつもりがないのなら、その気持ちを聞かせて欲しい。