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sugar-holic2

第4章 責任の行方

「だから、食事面はまともだと思うよ?」

「それは良かった…けど…」

それでも、1週間って長くない?

一日中、研究してる訳じゃないんだろうし…

「けど?」

「不安にならない?」

私の問いに、一瞬真顔になった。

だけど、次の瞬間には破顔して、肩を震わせると

「まぁ…うちのは気象バカだからね。女の子よりも雲海に夢中だろうって容易に想像出来るし」

以前、比呂子さんのうちに泊まったとき。

私が何気なく振った話に全力解説しようとして、比呂子さんに止められた姿を思い出した。

確かに空の事を話させたら止まらなくなっちゃう人だけど…

気象バカねぇ…。

苦笑いを浮かべると、比呂子さんはニヤリと笑って

「にしてもさ、そんな事で不安になっちゃうんだ」

そして、手を伸ばして私の頭を撫でた。

「梢ちゃん、可愛いね 」

「もう…からかわないで!!」

比呂子さんの手を払いのけて睨むけど、比呂子さんは笑ったままで…

何かもう…面白くない!!

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