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sugar-holic2

第5章 行方の知れない想い

昼休みが終わって仕事に戻ると、徳島部長から内線が入った。

「松岡君、今から少し話は出来るかな?」

「あ、はい。ではすぐにお伺い致します」

受話器を置いて、息を吐く。

はぁ…お呼び出しか。

徳島部長に呼び出されるの、緊張したりはしないんだよね。

気さくだし、ちゃんと評価してくれるし。

ただ…話が長いってだけで…。

苦笑いを浮かべると、とりあえずスケジュール帳とボールペンを引き出しから取り出した。

呼ばれる理由として思い付くのは、プロジェクトが終了したから…かな?

書類を出張前に提出したから、徳島部長もやっと目を通せたのかも。

「徳島部長の所に行ってきます」

優菜ちゃんに一声かけて、徳島部長の待つエリアに向かった。

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