sugar-holic2
第6章 想いの深さ
「ん…。仕事がね、私の方はキリがついたんだけど、向こうは忙しいんだ」
例のプロジェクションマッピングのプロジェクトチームが正式に発足して。
まだ準備段階なはずなのに…準備段階だからなのかな?
予想してたよりも倉田くんは多忙になってしまった。
「休日くらい、好きなだけ寝て、好きなことしたいじゃない?」
仕事の日は毎日と言っていいほど残業してるし、接待で夜遅くなることもある。
だから…
休みの日くらい、自分のために時間を使って欲しいんだ。
笑顔を向けると、亮くんは眉間を拳で軽く叩き、息を吐いた。
「その好きなことの中に、梢ちゃんとデートするってのは無いの?」
「うーん…どうかなぁ?」
倉田くんに『どうしても会いたい』とか言われた事ないし。
それよりも。
私とデートするよりも自分の体調管理してほしいってのが本音なんだよね。
にっこり微笑むと、亮くんが身を乗り出して顔を近付けてきた。
例のプロジェクションマッピングのプロジェクトチームが正式に発足して。
まだ準備段階なはずなのに…準備段階だからなのかな?
予想してたよりも倉田くんは多忙になってしまった。
「休日くらい、好きなだけ寝て、好きなことしたいじゃない?」
仕事の日は毎日と言っていいほど残業してるし、接待で夜遅くなることもある。
だから…
休みの日くらい、自分のために時間を使って欲しいんだ。
笑顔を向けると、亮くんは眉間を拳で軽く叩き、息を吐いた。
「その好きなことの中に、梢ちゃんとデートするってのは無いの?」
「うーん…どうかなぁ?」
倉田くんに『どうしても会いたい』とか言われた事ないし。
それよりも。
私とデートするよりも自分の体調管理してほしいってのが本音なんだよね。
にっこり微笑むと、亮くんが身を乗り出して顔を近付けてきた。