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sugar-holic2

第1章 プロジェクト成功

ホッとしてビールを飲んでいると

「チーフ!!俺もチーフと仕事したいんですよ!!」

久保田くんが目を潤ませてにじり寄ってきた。

「あ、ありがとう。途中からだったけど、一緒にやり遂げられて良かったよね」

そう言うと、久保田くんが悔しそうに口を歪めた。

「チーフと仕事出来るんなら、体壊したりなんかしなかったのに!!」

久保田くんの目からポロッと涙が零れた。

真っ赤な顔で目元を押さえてる姿に、きゅんとした。

それほどに私を慕ってくれてるんだ。

私が本社でやってきた事も無駄じゃなかったんだって思うと、まんざらでも無いなぁ。

「うん。次は始めから一緒に出来るように、普段から健康管理しなさいね」

肩を軽く叩いて助言すると

「次なんて!!いつになるか分かんないじゃないかよ!!」

泣きながら悪態をついた。

「ま、まぁまぁ。久保田くん、落ち着こうよ」

おかしいなぁ。久保田くん、そんなにお酒弱い人じゃなかったはずなのに。

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