
言いなりなんてっ
第2章 未知
もう上半身はブラだけ。
「……見た目清楚な先輩の下着が黒レースとか…
たまんないっすね」
成瀬の大きな手がわたしの胸を包み込む。
「はぁ…お願い、見ないでっ、」
ブラの上からやわやわ揉まれ、吐息がこぼれた。
「その顔エロいです」
そう言ってわたしの顔をのぞき込んでくる成瀬。
「やぁ、ばかっ……んぅ、」
近づいた顔……
再び甘く口づけられ、体が熱くなる。
「俺がしたこと、真似して」
「んっ…、んんっ、あ」
舌を絡められ、ぎこちない動きでわたしも成瀬の舌に絡める。
甘噛みされたり、吸われたり上顎を舐められたり。
「はぁっ…んぁ、」
鼻から漏れる甘い声。
すごい……キスがこんなにたくさんのやり方があるなんて、知らなかった。
