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ビタミン剤

第4章 こんなの、はじめて


隠そうとしてた下半身を
デニムの生地ごと握ってこられる。
慌てて両手で押さえても
翔ちゃんの手による遠慮ない
さわり方にまで反応し始めるから。


「雅紀のここ、
さっきのキスで感じてるよね。
チュウに弱いもんね。」


「翔ちゃん、…ぅぁ、やだ
部屋、に、帰っ…ろ。」


「帰る前にちょっとだけ
お仕置きするからね。」



「なんで?
なにがおしおきなの?
あっ、やめ、…んんっ…ぁん。」




「さっき番組のプロデューサーに
べたべた身体の
あちこち触らせてたでしょ。
まずはアレのお仕置き。
あの人さ、そっち系で有名なんだ。
俺も初対面の時は触られまくった
けど、有吉さんがガツンと
言ってくれたからさ。
俺も隙を見せないよう心掛け
てるしね。」


「だって、
そんなの、知らない…からぁ。」


「だよねー
でも俺の目の前で隙だらけで、
好きなように触らせてるのはさぁ
どうかなぁ。
有吉さんが助けてくれたから
良かったけどね。」



「ごめん…なさ
今度から、ちゃん…と
気を、つけ、あっ…ぅぁ」



ジッパーを下げられて下着越しの
刺激になったから感度が上がって
声の音量まで上がってしまう。


「シィーーでしょ。
ここ駐車場だよ。
大きな声出したら、ガードマンに
通報されちゃうでしょ。」

「ごめ、…はぁ…ぁんんっ
ぁ、でも、ん…んぁ…」


「あとさ、
あのブイの内容あれなに?
雅紀はロケ終わった次の日
風間と楽しいロケだったよ
って言ってたよね。」


「だって…
ホントに楽しかった…し。
ひぁ、ん…やっ
翔ちゃ…やめっんぁ。」




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